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PEI州の最低賃金と雇用基準:2026年の改正点
PEI州の雇用基準法が2026年に改正されました。週労働時間の短縮、休暇取得要件の緩和、シフト間の休息保障などが盛り込まれています。何が変更され、給与明細にどう反映されるべきかを解説します。
1. 2026年から2027年にかけて最低賃金が2回引き上げ
| 発効日 | 最低賃金 |
|---|---|
| 2026年4月1日 | 時給17.00ドル |
| 2026年10月1日 | 時給17.30ドル |
| 2027年4月1日 | 時給17.60ドル |
雇用主が賃金から控除できる食事・宿泊費の上限も定められています。食事と宿泊の合計で週61.60ドルまで、食事のみで週49.50ドルまで、宿泊のみで週27.50ドルまで、1食あたり4.25ドルまでとなっています。
2. 標準労働時間が週48時間から44時間に短縮
2026年6月30日に新しい雇用基準法が施行され、旧法が置き換えられました。標準労働時間は週44時間となり、これを超えて働いた時間はすべて通常賃金の1.5倍の残業代が支払われます(標準労働時間の免除規定が適用される業種を除く)。雇用主と書面で合意すれば、週単位での計算ではなく、2〜4週間の平均で労働時間を計算することも可能です。
3. 新たに導入された保護規定
- スケジュールの事前提示:雇用主は、真の緊急事態や予期せぬ変更を除き、少なくとも1週間前までに勤務スケジュールを提示しなければなりません
- シフト間の休息:24時間周期の中で少なくとも8時間の休息をとる権利があります
- スプリットシフト:分割されたシフトは、開始から12時間以内に完了しなければなりません
- 給与明細の詳細:給与明細には、祝日手当や有給休暇の支払い状況を明記することが義務付けられました
4. 有給休暇の取得要件が緩和
| 同一雇用主での勤務年数 | 有給休暇 |
|---|---|
| 5年以下 | 12ヶ月の継続勤務後に2週間 |
| 5年超 | 3週間(以前は8年勤務が必要でした) |
パートタイム、季節労働者、短期雇用者は、休暇時期まで待つのではなく、各給与支払期に休暇手当を受け取ることを選択できます。祝日手当は、祝日前の4週間に得た賃金(残業代を除く)の5%として計算されます。
5. 問題がある場合の相談先
雇用基準局(Employment Standards Branch:902-368-5550)は、給与、残業、スケジューリング、休暇取得に関する苦情を受け付けています。自身の給与明細や勤務スケジュールの確認書は必ず保管しておいてください。苦情調査の際に最初に求められる証拠書類となります。
