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カナダの給与明細:税金、CPP、EIの仕組みを解説
カナダでの最初の給与明細が、オファーレターの金額より少なく感じる理由とは。所得税が適用される前に控除されるCPP(カナダ年金計画)、CPP2、およびEI(雇用保険)について、2026年の正確な数値を解説します。
1. 税金前の3つの控除
PEI(プリンスエドワードアイランド州)では、連邦所得税および州所得税に加えて、カナダ年金計画(CPP)の保険料と雇用保険(EI)の保険料がすべての給与から自動的に差し引かれます。これらは任意ではなく、またPEI特有のものでもありません。ケベック州を除くカナダ全土で同様に適用されます。
2. 2026年CPP料率
| CPP区分 | 所得範囲 | 料率 | 従業員の最大拠出額 |
|---|---|---|---|
| 基本CPP | 3,500ドル〜74,600ドル (YMPE) | 5.95% | 4,230.45ドル |
| CPP2 | 74,600ドル〜85,000ドル (YAMPE) | 4.00% | 416.00ドル |
雇用主は、これら両方の区分に対して同額(1対1)を拠出します。自営業者の場合は、従業員分と雇用主分の両方を自分で支払う必要があります。
3. 2026年EI(雇用保険)料率
| 料率 | 最大保険対象所得 | 年間最大保険料 | |
|---|---|---|---|
| 従業員 | 1.63% | 68,900ドル | 1,123.07ドル |
| 雇用主 | 2.28% (従業員料率の1.4倍) | 68,900ドル | 1,572.30ドル |
4. 実際の給与明細でのイメージ
年収85,000ドルの従業員の場合、所得税が適用される前に、基本CPPとして約4,230.45ドル、CPP2として416.00ドル、EIとして1,123.07ドル、合計で約5,769.52ドルが控除されます。年間所得がCPPおよびEIの拠出限度額に達すると、これらの控除は停止します。そのため、年末の給与が1月の給与よりも目に見えて多くなることがあります。
5. すべてをまとめるT4スリップ
確定申告の時期になると、雇用主は年間の合計雇用所得と源泉徴収されたすべての控除額が記載されたT4スリップを発行します。これは確定申告を行う際に必要となるほか、住宅ローンや融資の申し込み、さらには収入証明が必要な健康保険証の更新時などにも一般的に求められます。
